慌てないで!10人に1人は起こす可能性のある子供の熱性けいれんには冷静に対処して!

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「熱性けいれん」を知っていますか?

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育児経験のある人なら、聞いたことのある人が多いと思いますが、実際に赤ちゃんがけいれん発作を起こしているのを見たことのある人は、それほど多くはないでしょう。
でも、小さな子供には、決して珍しいことではないので、実際に自分の子供に起こってから慌てるのではなく、きちんとその対処法を知っておくことも大切です。

 

熱性けいれんとは?

熱性けいれんには2種類のものがあります。
通常起こりやすいのが、単純熱性けいれんと呼ばれ、それより症状が重く後遺症のリスクもあるのが、複雑型熱性けいれんと呼ばれます。

○単純型熱性けいれん
通常、熱性けいれんとは、38度以上の熱とともに、6カ月から5歳くらいまでの乳幼児に起こる一過性の意識障害のことをいいます。
では、どのような症状が起こるのでしょうか?
・白目をむく
・全身をブルブル震わせる
・呼吸が不規則になる
上記の症状が5分ほど続いて、あとは何事もなかったように安定して眠ってしまうのが、単純熱性けいれんです。

○複雑型熱性けいれん
以下の症状があるときには、複雑型熱性けいれんの可能性があります。
・10分以上けいれんが続く
・短い時間にけいれんが繰り返し起こる
・全身にけいれんが起こるのではなく、一部だけけいれんが起こる。
・左右どちらかに特にけいれんが強く起こる
・けいれんが治まっても、意識が戻らなかったり、麻痺が残ったりする

 

あなたの子供にも起こる?

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熱性けいれんは、決して珍しい症状ではありません。
5歳までの乳幼児のうち、10人に1人くらいの割合で、起こる症状です。
そして、そのうち8割の子供が、3歳までに熱性けいれんを起こします。
さらに、たとえ熱性けいれんが起こっても、4人に3人は、2回以内の経験で済みます。
つまり、あなたの子供が熱性けいれんを起こしたとしても、ほとんどの場合は、1度か2度で治まるというこです。

 

病院には行くべき?

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初めて熱性けいれんを起こしたときは、迷わず病院へ行き、医師の診断を受けるのが安全です。
2度目以降でも、複雑型熱性けいれんの症状が出ていたら、病院に行きましょう。
★注意
受診したら、けいれんが起こっていた時間を聞かれるので、もしもしあなたの子供にけいれんが起こった時は、けいれんが始まった時と治まった時に時計を見て、時間を把握する冷静さを保っていましょう。

 

けいれんが起こった時の対処法

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実際に自分の子供が、白目をむいて全身をピクピクさせはじめたら、驚くことでしょう。
でも、ここで慌ててはいけません。
きちんと対処して、症状を悪化させないためにも、冷静でいましょう。
ほとんどの場合は数分内で症状は治まるし、びっくりして子供の身体をゆすったり、大声で名前を呼びかけたりしても、症状が早く治まるものではないし、むしろ悪化してしまう可能性があります。
そして、舌をかまないようにと、口の中に何か入れてしまうのも、絶対にしてはいけないことです。
詰め込んだものを間違って飲み込んでしまったり、口の中をケガしてしまったりします。

まずは、先ほど述べたとおり、時計を見ます。
そして・・・

・首の周辺を中心に、衣服をゆるめてあげましょう
・顔を横に向けて、気道を確保しましょう。
・もしも吐いたりよだれが出たりしていたら、口の周りを拭いてあげましょう。
・病院に行った時のために、けいれんが続いていた時間を見ておきましょう。
・同じく、けいれんの状態を観察しましょう。
・体温を計っておきましょう。

 

まとめ

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正しく冷静に対応できたら、単純型熱性けいれんは決して怖い症状ではありません。
後遺症の心配もありません。
ただ、複雑型熱性けいれんの場合は、後遺症も心配されるので、早急に病院へ行き、医師の診断と指示を受けましょう。

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